『耳栓効果の実感』について(第55号)

■こんにちは。ae The Sounds Companyの高祖です。
お元気ですか?

3連休の間、みなさんどのように
お過ごしになりましたか?
私は、基本的には、
「ゴロゴロ」していたのですが
ちょうど時期ということもあり
「安芸クイーン」という
ぶどうを求めて哲多ビンヤードというところに
行ってみました。

■本当に、山の中といったところに
ブドウ農園が・・・このように広がっていました。
さすが、岡山県・・農業さかんです。

tetta

■ところで、新設した『耳栓ガイド・ブック』というサイトで

新規投稿をしましたので、ご興味野ある方は
ご覧になってください。『耳栓ガイド・ブック』

■今回の内容としては、耳栓の性能を説明するときに

「遮音性能」、「遮音量」、「dB(デシベル)」など
専門的な言葉で説明するが多いと思いますが(私もそうかも・・)・・・
説明する側からすると、「数字だから分かりやすいでしょ」
というつもりなんですけど、聞き手から言わせると
正直ピントきませんよね???

■このようなことを

少しでも分かりやすくしたいということで
『耳栓ガイド・ブック』で新しく投稿しました。
題名は、『耳栓効果の実感』です。

■『耳栓ガイド・ブック』は、今後も

どんどん更新されて、耳栓に関しての大きな情報データベース
と成長して行く予定ですのでご期待ください。

下調べなどで追われているところで
投稿スピードは若干遅いかもしれませんが
頑張りますのでよろしくお願い致します。

■また、耳栓無料相談も受け付けていますので
ご利用ください。
耳栓無料相談はこちら・・

それでは、次回まで・・

もし、この記事が何かお役に立てるものであれば
下記の「いいね」ボタンをよろしくお願いします。
私のモチベーションの維持にもなります!これからも頑張ります!!


難聴予防薬の効果確認方法について(第52号)

 

耳栓の情報ブログ「ae The Blog」・・・・旧「音問題研究所」(こちらに移転しました)。

■こんにちは。 「耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。
ブログの更新は、久しぶりになります。
1月は、色々な書類の作成
展示会への出展などで
なかなか投稿できずになってしまいました。

■2月に入り、心機一転ということで
耳栓に関する新しい情報など発信していきます。

本日取り上げる記事は
ScienceDailyに取り上げられていた記事で
「Hearing-Loss-Prevention Drugs Closer to Reality Thanks to New Test」
という記事です。詳細は下記。
http://www.sciencedaily.com/releases/2013/01/130117133358.htm

■簡単に要約すると

フロリダ大学の研究者が難聴予防の薬の効果を
動物でなく、人を対象に、安全に行う方法を
確立したということのようです。

■記事によると、色々といままでに

難聴予防の薬が試作品として作られており
動物では効果が確認されていたようですが、
人を対象には、方法が確立していなかったようです。

■人に対しての薬の効果の確認を行うこととなると

一時的に大きな音を聞かせ、聴力喪失を起こさせながら
薬が聞いているか、効いていないか確認できることが要求されるため
薬が効いていない場合でも、実験参加後に数時間で聴力が元に戻らないと
安全でないということになります。
戻らなかったら・・問題ですね。

そのあたりで、この研究者のかたの貢献度が高いということになります。

■試験方法ができたということで、

これから、色々な薬の効果を確認していくということですので
難聴を起こりにくくする薬もいろいろと考えられていくんでしょうね。
日常的に大きな音にさらされて仕事をされている方にとっては朗報となりますね。

■ちなみに、フロリダ大学には、個人的に愛着があります。
フロリダ大学のある街 Gainesville に10年くらい前に住んでいました。
懐かしい・・・いいところですよ!!
沼に普通に野生ワニがいたりします・・・・

■本日は、フロリダ大学の研究者が難聴予防の薬の効果の確認方法を
見つけたという話をしました。

当サイトでは、難聴予防薬とはいきませんが、
難聴予防に役立つ耳栓を取り揃えています。
代表的なものは、ライブ、音楽用耳栓MusicSafe Proになります。
ご興味がある方は、ぜひご覧下さい。

それでは次回まで。


耳栓使用により耳の危険を回避できます!具体的にどれくらい?(第45号)

■おはようございます。「耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。

3連休も終わってしまい
今日から仕切り直しということで
年末に向けて頑張っていきましょう!!

本当に、連休とかは、
なぜかすぐに終わってしまいますよね。

■本日は、

「耳栓使用により耳の危険を回避できます!具体的にどれくらい?」

についてお話ししたいと思います。

耳栓をつけるだけで、かなりの効果が期待されるということは
みなさんもよく知っていることかと思いますが
ちょっとだけ具体的に「どれくらい」かを
説明していこうと思います。

■説明する例としては、下記の設定を想定しています。

①バンドで楽器演奏を行っている(バンドの音ともなると約110dBと言われています)
②耳栓を使用していない/使用している
③実際には耳栓の音を遮蔽する性能は製品によって異なりますが、
この例では、20dB音を遮蔽し、低減出来ることと仮定

具体的に「どれくらい」耳栓の効果があるかの判断基準としては
OSHA(Occupational Safety and Health Administrationの略;
アメリカの職場の安全と健康をつかさどる政府機関)が公表している
ガイドライン(労働安全と健康基準)の1910.95(b)(2)
に掲載されている「TABLE G-16 – PERMISSIBLE NOISE EXPOSURES」
(許容できる騒音暴露とでも訳せるんでしょうか)
を使ってみようと思います。

■この「TABLE G-16 – PERMISSIBLE NOISE EXPOSURES」

によると90dBであれば8時間が許容できる時間だそうですが、
・・騒音下でも安全に過ごせる時間を計算すると・・・

バンド演奏の音の大きさ(約110dB)  安全時間  0.5時間
20dB遮音できる耳栓の場合(-20dB)
耳栓を装用付してバンド演奏(90dB) 安全時間  8時間(7.5時間アップ)

上記の場合、安全に過ごせる時間が7時間アップすることとなります。

■バンド演奏、工場内作業など大きな音に常にさらされている人にとっては、

ご自身の意思に関わらず、
結果的に「耳を守る対策がない、無防備=耳を酷使」となってしまいます。

「はじめは大きく聞こえていたのに、大きな音に耳が慣れてきた」
「すぐには問題とならないから大丈夫」
「対策をとるのが面倒」

と状況を放置することで、
耳の健康状態が悪くなっていことはあり得ます。
まずは、自分自身のおかれている状況を
客観的に把握することをオススメします。

■本日は

「耳栓使用により耳の危険を回避できます!具体的にどれくらい?」
についてお話をしてきました。

耳栓も多種多様なものが販売されていますが
みなさんの使用用途に一番あったものを選択されることを
オススメします。

ちなみに、当サイトオススメはMusicSafe Proです。
詳細についてお知りになりたい方はこちらへどうぞ・・・

それでは次回まで!


国内の耳栓についての関心は低い??・・・世界の国々と比較して(第42号)

■こんにちは。「耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。

だんだん寒くなっていますが
みなさん、風邪とかひいたりしてませんか?

私の住んでいる岡山は
そろそろ紅葉も北部のほうから
いい感じになってきているみたいで
「もみじ狩り」に行く計画をたてたいところです!
みなさんの地域ではどうですか?

■それでは、本日のブログの内容についてですが

いつもとちょっと違った視点から「耳栓」について
見つめ直して見ようと思います。
本日は「国内の耳栓についての関心は低い??・・・
世界の国々と比較して」
についてお話しようと思います。

■今回、比較するために使用したツールは

Google Adwordsといって、インターネット上で
広告をうつときに使うものがあるのですが
その中にある「キーワード・ツール」を使うと、
特定のキーワードがどれくらい検索されているか
調べることができます。
これを使って、めぼしい国での「耳栓」の検索数を調べてみようと思います。

■調べる前から・・注意点ですが・・

インターネットでの検索数だけで、
そのものに対しての関心度を理解することには
多少無理があります。
その国々での、インターネットの普及度合いが
特に影響することが考えられます。

ただ、ざっくりとした印象をとらえるには
便利ですので、この方法で調べてみることにします。

■それぞれの国での「耳栓」にあたる言葉ですが、
Google翻訳で翻訳しました。
あと、その国の人口と検索数を載せています。

耳栓ブログ|耳栓検索数0

■ちょっと分かりづらいところもあると思いますので

グラフで表示するとこのようになります。
耳栓ブログ|耳栓検索数1

アメリカやフランスでかなり検索されているようですね!
日本はそれほど高くないですね。

■上記のグラフでは、「耳栓」の検索数の絶対数を表していますが
これだと、実感として、どれくらい違った「勢い」で
人々が「耳栓」に興味を示しているかよくわからないので
それぞれの国に日本の人口(1.3億人)がいた場合の
検索数を計算してみました。次のようになりました。

耳栓ブログ|耳栓検索数2

■こちらでは、オランダ、フランス、スペインがかなり興味を
持っているようです。
中でも、オランダがぶっちぎりですね。

ちょっと意外でした。

■「補聴器」の場合、

デンマークに大手の補聴器メーカーが集中しています。
これは、難聴の人に対する政策などもあってのことのようです。
「耳栓」も含め、ヨーロッパの西側で、
「耳」についての関心が強そうですね。

■世界と比べて、

日本の「耳栓」に対する関心度合いということは
あまり日常生活の中では、考えたりしないとは思いますが
耳は、一度悪くなると、回復すること
補聴器などで補聴することにも限界があります。

もっと国内での「耳を守る」意識が上がっていくとよいですね!

■本日は、いつもと違って、世界の視点から「耳栓」について

「国内の耳栓についての関心は低い??・・・世界の国々と比較して」
という題材に沿ってお話をしました。

当サイトで、オススメの耳栓MusicSafe Proもオランダ製のものです。
製品について詳細をお知りになりたい方は、こちらへどうぞ・・・

それでは、寒くなってきてますけど、
お体に気をつけて!!!


耳栓の見た目による使用頻度への影響(第40号)

■こんばんは。
耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。

今日は、少し趣向を変えて、
何か耳栓に関する面白い話がないか探してみました。
そうすると、ありました。
本日は「耳栓の見た目による使用頻度への影響」についての話です・・・

■Hearing Reviewという聴覚障害や補聴器の情報を発信している
オンラインの情報誌によると(ちなみに、下記の記事です・・)
http://www.hearingreview.com/news/2008-12-11_02.asp

The Royal National Institute for Deaf People (RNID), London
が、企画して、カッコいい耳栓デザインのコンテストを行ったそうです。
2008年の話みたいなので、ちょっと古い話ですね・・・
すみません・・・最新情報でなくて

■ちなみに、The Royal National Institute for Deaf People (RNID), London
とは、非営利団体で、約100年の間耳に障害のある人のための活動をしています。
実は、こちらには、私が通っていた学校と住んでいた学生寮が近かったこともあり、
よく図書館に文献探しに行ったものでした。なつかしい~~~
でも、その割には、どのような組織かは、あまり知りませんでした・・・・

最近は、名前が変わり「Action on Hearing Loss(=聴覚障害に対する活動)」
となっているようです。

■カッコいい耳栓デザインのコンテストの話に戻りますが・・・

このコンテストが開催されたのには
やはり、理由があったようです。

■上記の記事によると
90%近くの若者が、クラブなどに夜に外出して
一時的に聴力が落ちたり、耳鳴りを経験するそうで(イギリスでの話です・・)

そのうち、16~30才の1/3くらいがが
クラブやコンサートでの耳栓使用を一度も考えたことがない
たった3%が日常的に耳栓使用しているそうです・・

耳栓を使用しない理由としては・・・・かっこ悪い、医療製品のようだから・・
ということが分かったからだったそうです!

そこで、カッコいいデザインの耳栓を
コンテストしようということになり
100人のデザイナーがチャレンジしたんだそうです!

(ここが、いかにもロンドンらしい・・)

■確かに、よく目にする耳栓
(特に100円ショップで見かけるスポンジ耳栓)では、

あまり、見た目を追求したようには
見えませんよね・・・

耳栓ブログ|スポンジ耳栓の見た目

■当サイトで、取り扱っている耳栓MusicSafe Proでは

スポンジ耳栓に比べると
かなり、見た目はよく、高級感があるとは
言えますが・・・

もう少し追求があってもよいかもしれません。

耳栓ブログ|シリコン耳栓の見た目

耳栓MusicSafe Proの製品詳細は、こちら・・・

■最終的には、Chi Shing Loという学生が
賞を取ったようです。

下記のサイトのページ右に
製品とデザインした人の写真が載っています。
http://www.rnidimpact.org.uk/2008/technology.html

もうすこし、写真が大きければ
しっかりデザインも見えるんですが・・

■本日は「耳栓の見た目による使用頻度への影響」についての話をしました。

もっとカッコいい、見た目を気にした製品が
たくさん世の中にでてくると
今より、すすんで耳栓を使用する人が
増えるかもしれません。

「今後に期待」ということですね!
それでは次回まで!!