音楽好きな人であればある程(ライブ時の耳栓有効性)・・・(第49号)

 

音楽好きな人であればある程
(ライブ時の耳栓有効性)

■おはようございます。

耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。

先日、商品をご購入いただいた方から
お問い合わせのメールをいただきました。
その文面を、読みながら「気づき」がありました。

「音楽好きな人(音にこだわりがある人)であればある程、
音にさらされる機会が多く、
耳にとって危険な状況も多くなる・・・」

ということです。

■このお客様の場合、

ライブに行ったあとから、耳の調子があまりよくなく
でも、早めに病院などにかかられて、回復したそうです。
音楽が好きだから、ライブに行きたい
ただ、再発が気になるということで、
商品を購入されたようです。

■私も音に関する開発エンジニアとして
色々な音をよく機会がありますが

特に、前職である補聴器メーカーにいた時は
補聴器自体、小さな音を大きな音にする機械ですので
不用意に、製品のスイッチを入れて、
耳に大きすぎる音が入ってしまい、耳が痛くなる・・・
ということも多くありました。

■「音楽好きな人(音にこだわりがある人)あればある程、

音にさらされる機会が多く、
耳にとって危険な状況も多くなる・・・」

実感しています。

本当に大好きな音楽・・ずっと楽しめるように
耳をお大事にされてください。

下記のサイトは参考になるかもしれないのでご覧になられてください。
http://kenko100.jp/kenko/2011/09/01/2011090145

■ライブの時に耳の状態がどうしても気になる・・・
という方は

当店で扱っている商品 MusicSafe Proライブ用耳栓
念のために、完全に遮音できる100円ショップのスポンジ耳栓の両方を
ライブにご持参いただいて、
状況を見ながら使われると安心かもしれません。

ライブの音は、ライブ用耳栓MusicSafe Proのほうが

よく聞こえるかもしれませんが
耳を守るうえでは、完全に遮音するような耳栓のほうが
よいかもしれません(音楽はあまり聞こえないかもしれませんが・・・)

本当にスピーカーの位置、音楽の種類、曲によっても
かなり状況が変わってくることが予測できます。

■本日は、

「音楽好きな人(音にこだわりがある人)であればある程、
音にさらされる機会が多く、
耳にとって危険な状況も多くなる・・・」
について書きました。

それでは、次回まで。


耳栓の見た目による使用頻度への影響(第40号)

■こんばんは。
耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。

今日は、少し趣向を変えて、
何か耳栓に関する面白い話がないか探してみました。
そうすると、ありました。
本日は「耳栓の見た目による使用頻度への影響」についての話です・・・

■Hearing Reviewという聴覚障害や補聴器の情報を発信している
オンラインの情報誌によると(ちなみに、下記の記事です・・)
http://www.hearingreview.com/news/2008-12-11_02.asp

The Royal National Institute for Deaf People (RNID), London
が、企画して、カッコいい耳栓デザインのコンテストを行ったそうです。
2008年の話みたいなので、ちょっと古い話ですね・・・
すみません・・・最新情報でなくて

■ちなみに、The Royal National Institute for Deaf People (RNID), London
とは、非営利団体で、約100年の間耳に障害のある人のための活動をしています。
実は、こちらには、私が通っていた学校と住んでいた学生寮が近かったこともあり、
よく図書館に文献探しに行ったものでした。なつかしい~~~
でも、その割には、どのような組織かは、あまり知りませんでした・・・・

最近は、名前が変わり「Action on Hearing Loss(=聴覚障害に対する活動)」
となっているようです。

■カッコいい耳栓デザインのコンテストの話に戻りますが・・・

このコンテストが開催されたのには
やはり、理由があったようです。

■上記の記事によると
90%近くの若者が、クラブなどに夜に外出して
一時的に聴力が落ちたり、耳鳴りを経験するそうで(イギリスでの話です・・)

そのうち、16~30才の1/3くらいがが
クラブやコンサートでの耳栓使用を一度も考えたことがない
たった3%が日常的に耳栓使用しているそうです・・

耳栓を使用しない理由としては・・・・かっこ悪い、医療製品のようだから・・
ということが分かったからだったそうです!

そこで、カッコいいデザインの耳栓を
コンテストしようということになり
100人のデザイナーがチャレンジしたんだそうです!

(ここが、いかにもロンドンらしい・・)

■確かに、よく目にする耳栓
(特に100円ショップで見かけるスポンジ耳栓)では、

あまり、見た目を追求したようには
見えませんよね・・・

耳栓ブログ|スポンジ耳栓の見た目

■当サイトで、取り扱っている耳栓MusicSafe Proでは

スポンジ耳栓に比べると
かなり、見た目はよく、高級感があるとは
言えますが・・・

もう少し追求があってもよいかもしれません。

耳栓ブログ|シリコン耳栓の見た目

耳栓MusicSafe Proの製品詳細は、こちら・・・

■最終的には、Chi Shing Loという学生が
賞を取ったようです。

下記のサイトのページ右に
製品とデザインした人の写真が載っています。
http://www.rnidimpact.org.uk/2008/technology.html

もうすこし、写真が大きければ
しっかりデザインも見えるんですが・・

■本日は「耳栓の見た目による使用頻度への影響」についての話をしました。

もっとカッコいい、見た目を気にした製品が
たくさん世の中にでてくると
今より、すすんで耳栓を使用する人が
増えるかもしれません。

「今後に期待」ということですね!
それでは次回まで!!


耳栓はどこに売っているか?購入場所(第39号)

■こんばんは。
耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。

今日は、久しぶりに家族で
昼食にいってきました。
娘は、まだ1才になったばかりですが
だんだん外出につれて回っても
大丈夫になってきたので
私としては、少し気が楽になってきました・・・
何といっても、私自身は外出好きですので・・

■昼食に行った先の駐車場の

キンモクセイいい匂いしてました!
写真はこちら・・・(匂いが伝わらなくて残念!)

耳栓ブログ|キンモクセイ

■それでは、本日の話を進めていきます。

インターネットで調べていると
次のような質問を見つけました・・・

「耳せん(防音用)を探しています。
通信販売(業務関係者用みたいな)でも売ってるみたいなのですが、
手にとってみることができません
耳せんってどこに売っているのでしょうか?
防音でき、耳が疲れなければ、
イヤーパッドみたいなのでもいいと考えています。」

本日は、「耳栓はどこに売っているか?」について
お話していきます。

■意外と、「耳栓がどこに売っているか分かりにくい」

ということは私も実体験として、体験しました。

「耳栓の性能にそれ程こだわりがない」のであれば
おそらく、100円ショップに行くと(店にもよりますが・・・)、
結構多種類の耳栓を取り揃えている場合
が多いような気がします。

■例えば、私の住んでいる地域あたりで

私が行ったことがある100円ショップは2軒程ありますが
そのうち1軒では、5~6種類
もう1軒では、3~4種類
の取り揃えがありました。

ほとんどがスポンジ状のポリウレタン耳栓
遮音性能が明記されているものは
そのうち1、2個でした。

■以前、私がまだ東京の会社に勤めていたときにも

耳栓をいろいろと探したことがありました(1年程前)。
このとき、さがしまわったときの話をしますと・・・

ホームセンター数軒・・・・
意外と、耳栓を置いている店は、数少なかった記憶です。

秋葉原の店・・・・
いろいろ探しましたけど、結局1軒くらいしか
取り扱いがなかったような記憶があります・・
探し方が悪かったのかもしれませんが・・・

秋葉原の大手家電の店1軒・・・・
ここでは、飛行機で使えるといった耳栓が
2種類ほどがあった記憶があります。

まとめてみると、個人のお客様が実店舗で耳栓を探す場合
100円ショップが手っ取り早いということになります。
性能の比較検討を綿密にしたいということは
ちょっと難しい印象でした。

■そういえば、最近、

地元のxxxxキヨシみたいな薬局に行きましたけど
そちらには、2種類ほど

以前、飛行場で立ち寄った売店では
飛行機用耳栓を中心に4、5種類揃えていましたよ・・・

■「耳栓の性能にこだわりをもちたい」場合

または、今まで使っていた耳栓が
なんらか、期待した性能に足りておらず
高性能なものを探しているということになると

やはり、オンライン販売の店での
比較となるのではと思います。

■オンラインの店ですと

それぞれの商品に対して
売りの機能、他の製品との比較を書いている場合が多いと思うので、
それを参考にしながら
どれが自分のおかれている状況に
あっているか選ぶということになります。

当サイトでは、このような感じです・・・

■注意点といえば・・・

オンラインの店ですと
多くの人が懸念されているように
手にとって確認することはできないということ・・・

それに対して、実店舗ですと
手にとって確認はできますが
パッケージを開けることはできないという点です。

■それぞれ、

善し悪しがあるということなのではないでしょうか。

みなさんの、それぞれの状況に合わせて
どういうことが確認したいか
どのような性能を求めているかを
できるかぎり明確にしてさがしてみると
よい耳栓に出会うことができるかもしれません。

当サイトでの、オススメの耳栓は、
こちらです。ご興味がある方はどうぞ!

■それでは、「耳栓はどこに売っているか?」について
お話してきました。

そろそろ、紅葉の時期です。
みなさんは、どこに紅葉を見に行きますか?
わたしも、そろそろどこに行こうか
探してみようと思います。

それでは、次回まで!


100円ショップのスポンジ耳栓・・装着の仕方(第38号)

■「耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。
おはようございます。

昨日は、実は、私の誕生日でした。
facebookを通じて、いろいろな人からお祝いの言葉を
いただきました・・・・

ありがとうございます!
一年一年、しっかりとした「人」
となるよう頑張りますので
よろしくお願いたします。

■本日は、次のような質問を見つけました・・

「耳せんをつけるとき、どうすればうまくはまるのですか?
つけるときはいつもうまくはまらずにはみでてしまいます」

おそらく、100円ショップで見かけるようなスポンジ耳栓を
耳に装着しようとしているのだと思いますので
そのように仮定させていただきます。
ちなみに、こちらのサイトではスポンジ耳栓を
今のところ取り扱っていないのですが
ただ、疑問に思われている方も多いと思いますので
答えさせていただきます。

本日は、「100円ショップのスポンジ耳栓・・装着の仕方」
についてお話をします。

■以前、100円ショップで買ってみた「キティーちゃん耳栓」

のパッケージに、スポンジ耳栓の装着方法が
分かりやすく図示されていますので
そちらを載せておきます・・・・こちらです。

耳栓ブログ|100円ショップのキティーちゃん耳栓装着方法

■手順のうち①では、

「・・・指で押して、出来るだけ細くします。」
ト書かれています。

通常、スポンジ耳栓の筒の直径は
耳穴の直径より大きめに作られています。
これは、耳穴に耳栓が入ったあと、
耳栓が膨らんでくる力を利用して、
耳穴から、簡単に外れてしまわないようにするためです。

■ですので、スポンジ耳栓を

指で押して、細くしないと
耳穴には、入りにくいはずです。

ただ、人によって
当然、耳穴の直径が違い
かなり細い人もいれば、すごく大きな人もいます・・・
いちど、ご友人の耳穴と比較してみると面白いかもしれません・・

■結果として、

この人によっての耳穴の大きさの違いによって
同じスポンジ耳栓を使っていても
耳穴にスポンジ耳栓があたる力が異なって
着け心地も違ってきたりします。

■手順②にすすみます・・・

こちらでは「・・耳を上に持ち上げながら・・・」
と書かれています。
こちらは、耳を持ち上げることによって
耳穴を広げて、スポンジ耳栓が
入りやすくするということです。

■「・・・端を数ミリ出しておきます・・」

ともあります。
スポンジ耳栓を耳穴に挿入後、
取り外したいときは
「取っ手」が必要となります。

スポンジ耳栓が短すぎて
耳穴にすっぽりと入っていると
取り出すときにひと苦労です。

■③に進みますが・・

「耳栓がゆっくり自然にふくらみ、
やさしく耳にフィットします・・」
とあります。

スポンジ耳栓を押しつぶして
細くしているので
膨れてきて耳穴の形に沿うように
フィットします。

■ただ、ここで注意していただきたい点が3点・・・・

ア、上記のように、耳穴の大きさが人によって違うこと
イ、耳穴に入れる際、耳栓を押しつぶして、耳穴の直径より小さい直径になった状態で、耳栓を耳穴にいれるため、どこまでも深く(鼓膜にあたってしまうまで)入れてしまうことができてしまう。
ウ、スポンジ耳栓をどれくらい深く差し込むかによって、装着後、耳穴にかかってくる耳栓の膨れる力の伝わり方が異なってくること。

■本日は、「100円ショップのスポンジ耳栓・・装着の仕方」
についてお話をしてきました。

是非、上記のことに、注意されて効果的に、
安全に耳栓を使ってみてください!!

ちなみに、こちらのサイトで取り扱っている製品
MusicSafe Proは、上記のスポンジ耳栓とは
全く違った形となっていますので
ご興味のある方は、こちらへどうぞ・・・

特に、オススメのポイントのなか
③素材の柔らかさ、2枚傘構造による、アタリの軽さ、長時間装用にむいてます
⑥耳穴奥へ突っ込みすぎない、安全
の項目で、詳細に説明しています。

それでは、本日もよい一日を!!


耳栓して寝るときのアラーム音(第37号)

■おはようございます。「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。

久しぶりの朝の投稿になります。
本日は、ビジネス関連の勉強会に参加するため
出かける前に、なんとか書きあげようとおもって
今、文章を書いているところです。
・・・ちなみに、日の出前で、あたりは真っ暗です!

■本日も、「耳栓」のことを

インターネットでいろいろと調べていたのですが
次のような疑問を見かけました・・

「耳せんをして寝る場合 どうやって起きますか?
ケータイのアラームで起きれますか?」

本日は、「耳栓して寝るときのアラーム音」についてです。

■この質問については、

「耳栓の製品による」とお答えできると思います。

そこで、ある大手耳栓メーカーのスポンジ状耳栓の遮音性能を調べてみると
下記のようです。

スポンジ状耳栓
周波数(Hz)       125 250 500 1000 2000 4000 8000
遮音性能(dB)      34.4 39.9 41.7 40.7 37.5 43.7 47.2

目安として、10dBの減衰することで、
知覚的には約半分ぐらいの大きさに聞こえるといわれています。

こちらは、このメーカーが取り扱っている製品のなかでも
比較的遮音性が高い製品のようですが、
それでもこのメーカーの他の製品も上記と同様な遮音性能のようです。

■100円ショップとかで、取り扱われている耳栓の場合

物によると、上記のような遮音性能の数値が
記載されているので
比較してみると面白いかもしれません。

■それでは、当サイトで取り扱っている製品 MusicSafe Pro

ですが、遮音性能は下記の通りです。製品の詳細についてはこちら・・・

周波数(Hz)       125 250 500 1000 2000 4000 8000
フィルター(ゴールド) 18.8 15.6 16.0 18.5 27.7 23.9 22.0
フィルター(シルバー) 14.8 15.0 15.7 18.7 26.6 24.4 18.9
フィルター(白)    10.2 11.2 14.3 17.9 24.0 23.4 18.0

MusicSafe Proの場合、フィルターがプラグ状になっていて
それを差し替え、色違いのプラグを差し込むと、
異なった遮音度へと調整できます。

耳栓ブログ|耳栓フィルタープラグ

■言葉の聴き取りとかで、特に重要な音の高さである

1000 ~2000Hzの遮音度を
大手耳栓メーカーのスポンジ状耳栓と
MusicSafe Proで比較すると、次のようになります。

1000Hzで約20dBの差 (スポンジ>MusicSafe Pro)
2000Hzで約10dBの差 (スポンジ>MusicSafe Pro)

上記でも、申し上げた通り
10dBの減衰すると、
知覚的には約半分ぐらいの大きさに
聞こえるということで考えると

MusicSafe Proのほうが約2~4倍くらい(ざっくりですが・・・)
大きく人の声が聞こえるということになります。

■本題であった、アラームですが

これは、みなさんもご存じのように携帯のアラームも
多種多様にありますし、
また、音楽になっている場合は
音の高さも変化していて、音の高さでいうと
かなり複雑な状況と言えると思いかす。

ただ、私の推測で、間違っているかもしれませんが
健聴者にとって、一番聴き取りやすい音ということとなると
やっぱり、音声とかと同じような音の高さになるんじゃないかと思います。

なので、上記の比較で粗方おわかりになるかもしれません。

■余談になりますが、

補聴器の場合ですが、やっぱりアラーム音がついてます。

こちらは、残念ながら、目覚まし目的の音ではなく
電池が切れてしまいそうになった時の警告、

製品によると、ボタンを押すと、
周りの状況に応じて、音の高さに対する増幅度の調整が
変えれるように設定できますが
その設定を変えるときの音
としてのアラーム音となります。

■おわかりかもしれませんが

補聴器を使用している難聴の方にとって
聴き取りにくい音の高さ(周波数)が異なります
ですので、上記の補聴器アラーム音は、
設定出来るようになっているものが多いです。

■例えば、1000Hzが聴き取りにくい人であれば

アラーム音を4000Hzに設定するなど・・・
大きさも変えれる場合が多いです。

・・・

ちょっと話が段々それていってましたね・・
すみません。

■ということで、

本日は、「耳栓して寝るときのアラーム音」
についてお話しました。
ちょっとそれて、補聴器のアラーム音についても話してしまいました。

耳栓を安眠するために
使用している方が多くいると思います。
中には、耳栓をしてぐっすり寝れるようになったけど
次の日、目覚ましで、起きれるか心配という方も
いらっしゃるかもしれません。

是非参考にされてください。

■一つだけ、注意点があるので

申し上げておくと
結局のところ、
上記のような数値で分かることは限られている
ということです。

人間の知覚は、計測器による計測と大きく異なります
また、相手となる音の性質(音の高さ、時間変化、パターンなど)も
多種多様になります

(・・・・想像してみてください。
すべてのアラーム音が1000Hzだったとしたら
どれだけ退屈な音環境になるでしょうか?)。

■ですので、みなさんの環境で

いろいろと試してみて、
一番よいと感じられるものが
最終的に一番よいのだと思います。

理屈の問題ではないと思ってます。
よい耳栓に、巡り合えるとよいですね!

■それでは、外は日の出のようです!

段々と明るくなってきました。
日の出は、やっぱりいいですね。
いつ見ても・・・

それでは、また次回まで・・・・