睡眠の際の耳栓使用感(第46号)

 

■こんにちは。もうすぐ12月ですね。
耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。

私は、肌が乾燥しやすいたちで
かかとなど、乾燥してしまって
ボロボロになるほうですが
なんとか「UL・OS」で
今のところは持ちこたえています!

■先日、私の取り扱っている製品を

友人に使ってもらったところ
コメントをいただきましたので
紹介させていただきます。

私も自分としての使用の感想など
色々とありますが

やはり第3者に聞くと、かなり参考になりますね・・

■ちなみに、この友人は

30才頃の男性で
悩みとしては、眠るときに

「深夜の犬の鳴き声(高音)
自動車の騒音(低音)」
がうるさいということでした。

さらには、
「目覚まし時計の音が聞こえないと困る」
とのことでした。

たしかに、次の日に目覚ましの音が聞こえないことで
寝坊するとなるとちょっとしたパニックになってしまいますよね。

■友人の感想としては、
下記のようなものをいただきました。

「大変快適だった。
横向きに寝ても邪魔にならない。
雑音が安眠を妨げるほど聞こえない。
朝起きても外れていない。」

ありがとうございます!!

■私も、この製品のよいところは

音の面だけでなく、
着け心地のよさ(耳が痛くならない)
通気性(長時間耳栓を装用していても耳穴が蒸れない)
だと思っています。

私もシリコン耳栓の開発を以前していましたが

この耳栓で使用されているシリコンの具合がとてもよく
(材料がよいのか?作り方がよいのか?)
耳栓の傘自体も柔らかですが
肌触り自体も滑らかというか

たまに、シリコン製品でも
硬かったり、表面が油をはじいてしまうのでは・・・
と思ってしまうほど、てかてかに表面が固くなっていたりしますが

この製品は、ちょっとしっとりした(言い過ぎ??)
肌触り感がします。

耳栓の詳細を知りたい方は、こちら・・・・

■これからは、ご購入していただいた方からも

感想などお聞かせいただけるよう
体制を整えつつありますので
よろしくお願いします!

まだ、購入されたことのない方は
是非、今後公開していく予定の使用された方のコメントを
参考をご期待ください。

寒くなってきていますのでお体に気をつけて!
それでは。
また、次回までよろしくお願いします。


耳栓の見た目による使用頻度への影響(第40号)

■こんばんは。
耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。

今日は、少し趣向を変えて、
何か耳栓に関する面白い話がないか探してみました。
そうすると、ありました。
本日は「耳栓の見た目による使用頻度への影響」についての話です・・・

■Hearing Reviewという聴覚障害や補聴器の情報を発信している
オンラインの情報誌によると(ちなみに、下記の記事です・・)
http://www.hearingreview.com/news/2008-12-11_02.asp

The Royal National Institute for Deaf People (RNID), London
が、企画して、カッコいい耳栓デザインのコンテストを行ったそうです。
2008年の話みたいなので、ちょっと古い話ですね・・・
すみません・・・最新情報でなくて

■ちなみに、The Royal National Institute for Deaf People (RNID), London
とは、非営利団体で、約100年の間耳に障害のある人のための活動をしています。
実は、こちらには、私が通っていた学校と住んでいた学生寮が近かったこともあり、
よく図書館に文献探しに行ったものでした。なつかしい~~~
でも、その割には、どのような組織かは、あまり知りませんでした・・・・

最近は、名前が変わり「Action on Hearing Loss(=聴覚障害に対する活動)」
となっているようです。

■カッコいい耳栓デザインのコンテストの話に戻りますが・・・

このコンテストが開催されたのには
やはり、理由があったようです。

■上記の記事によると
90%近くの若者が、クラブなどに夜に外出して
一時的に聴力が落ちたり、耳鳴りを経験するそうで(イギリスでの話です・・)

そのうち、16~30才の1/3くらいがが
クラブやコンサートでの耳栓使用を一度も考えたことがない
たった3%が日常的に耳栓使用しているそうです・・

耳栓を使用しない理由としては・・・・かっこ悪い、医療製品のようだから・・
ということが分かったからだったそうです!

そこで、カッコいいデザインの耳栓を
コンテストしようということになり
100人のデザイナーがチャレンジしたんだそうです!

(ここが、いかにもロンドンらしい・・)

■確かに、よく目にする耳栓
(特に100円ショップで見かけるスポンジ耳栓)では、

あまり、見た目を追求したようには
見えませんよね・・・

耳栓ブログ|スポンジ耳栓の見た目

■当サイトで、取り扱っている耳栓MusicSafe Proでは

スポンジ耳栓に比べると
かなり、見た目はよく、高級感があるとは
言えますが・・・

もう少し追求があってもよいかもしれません。

耳栓ブログ|シリコン耳栓の見た目

耳栓MusicSafe Proの製品詳細は、こちら・・・

■最終的には、Chi Shing Loという学生が
賞を取ったようです。

下記のサイトのページ右に
製品とデザインした人の写真が載っています。
http://www.rnidimpact.org.uk/2008/technology.html

もうすこし、写真が大きければ
しっかりデザインも見えるんですが・・

■本日は「耳栓の見た目による使用頻度への影響」についての話をしました。

もっとカッコいい、見た目を気にした製品が
たくさん世の中にでてくると
今より、すすんで耳栓を使用する人が
増えるかもしれません。

「今後に期待」ということですね!
それでは次回まで!!


耳穴での耳栓の感触②(ポリウレタン耳栓の危険性)(第27号)

■おはようございます。「耳栓ブログ|ae The Blog」を運営している高祖です。

8月も、残り1週間くらいになって来ましたね。
はやいもんです。
ロンドン・オリンピックまでまだまだと思っていたら
それも終わり、夏の甲子園も終わり・・・
いやー大事に残りの夏を満喫しましょう。

■本日は、
「耳穴での耳栓の感触②(ポリウレタン耳栓の危険性)」について
お話して行こうと思います。

本日も先日、使用した図を利用して説明させて頂きます。
こちらですね。

耳栓ブログ|拡大の部分(上記表上での) を押すと、表が拡大されて見ることができます。

■こちらの図にも記載している通り

イヤフォン用耳栓、遮音用耳栓の場合は、
想定している配置箇所が異なります。
もうすこし詳しくいうと
「スポンジ状ポリウレタン耳栓(100円ショップでよく見かける)」、「シリコン耳栓」、「補聴器用耳栓」
で、同じ「耳栓」であるとはいえ、耳穴内での耳栓の配置が
異なってきます。

■なぜそのようなことが起こるかというと
それぞれの耳栓で、期待されている機能と形状が異なっているからです。
それぞれの「使用目的」を考えて見ましょう。

(1)「スポンジ状ポリウレタン耳栓」 遮音するため
(2)「シリコン耳栓」 遮音するため
(3)「補聴器用耳栓」 スピーカー部を鼓膜近くに配置するため、遮音するため

■これにより、(1)、(2)は
特には、鼓膜の近くでなくても良いことがわかります。
つまり、音を遮蔽できればどこでも良いということになります。

(3)の場合は、ちょっと状況が違って
音が聞き取りにくい難聴の方に大きな音を伝えたい
という要素が最も重要な要素となります。
そのため、耳栓先端部分(スピーカー部分からつながっていて音が出る部分がある)
をできるだけ鼓膜の近くに配置しなければいけないことがわかります。

■さらに、(1)、(2)について構造的な比較すると
(1)「スポンジ状ポリウレタン耳栓」
筒型、そのままで耳穴には入らないため、挿入時は先端部分を押しつぶし、挿入。
押しつぶされているため、かなり耳の奥まで挿入される。
場合によっては鼓膜に接触することもある。

(2)「シリコン耳栓」
傘付き、そのまま耳穴に入り、一定の深さまで挿入されるとそれ以上奥へ入らない構造。

■私も色々なところで
「ポリウレタン耳栓」と「シリコン耳栓」の比較を紹介してきました。
特に、ポリウレタン耳栓が挿入時に、鼓膜に接触するので危険です
という話をしてきました。取りまとめた図はこちらになります。

■私自身も、ポリウレタン耳栓を耳穴に差し込む際に
先端部分を鼓膜にぶつけたことが何度かあります。

通常耳栓に使用されているポリウレタン素材は、
柔らかい素材ですので、接触するとすぐに鼓膜が・・・・
ということは、私の場合はありませんでしたが
いやな感覚がするものです。

■そのように考えていくと

ポリウレタン耳栓自体の
耳栓内での配置の仕方が難しい
ということもお分かりになるかと思います。

■つまり、ポリウレタン耳栓を挿入する際は、

「特に、どこまで入れたら良いかわからなく、そのガイドもない状態で
鼓膜に接触することなく、また耳栓が外れてしまわない程度に深く
勘をたよりに差し込む必要がある」ということになります。

■また、差し込んでいる深さにより、

挿入後に膨らんでくるポリウレタン素材の感じがかなり変わってきます。
アタリが強すぎると、耳穴が疲れてしまいますし
ちょうどよいアタリと思っていても、耳栓が抜けやすい状態だったり・・

個人的には、やはり・・・

■もちろん、求めている遮音性能だとか、

そのほかの要件もあるかと思いますので、
重要視する要件が何か見極めた上での判断が
一番重要かと思います。

■本日は、
「耳穴での耳栓の感触②(ポリウレタン耳栓の危険性)」について
お話してきました。色々と説明をしてきて、だいぶ伝えたいことが
伝えられたかなと思いましたが・・・どうでしょう?

耳栓ブログ|ae The Blog」では、
以前よりシリコン耳栓「MusicSafe Pro」
をおすすめしています。

こちらも、耳栓を挿入するときに
ある一定の深さまで来ると
それ以上は差し込めない構造になっています。

詳しくお知りになりたい方はこちらへどうぞ

それでは、次回も「耳穴での耳栓の感触」の続きをお話させていただくこととします。
次回まで!


耳栓装用時の見た目 (第22号)

■「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。こんばんは!

とうとうロンドン・オリンピックが
始まりましたね。

みなさんは、応援している選手とか
いますか?
私はとりあえず、日曜日深夜(月曜日早朝)
に北島選手の試合をTV観戦する予定です。

■ロンドンは、私も以前住んでいた場所でもあるので
街の映像が映ると懐かしかったりします。

最後にロンドンにいたのは、2005年ごろだったので、
色々と変わったところも多いのでしょうか?
一番懐かしく感じて、もう一度行きたい場所は、週5回くらい通っていた
寮の近くのイタリア人家族経営の軽食屋さん・・
どうしてるんだろうなぁ・・・

■さて、きょうの本題ですが

「耳栓装用時の見た目」についてです。
実際に、耳栓を装用するときは、
耳を守ったり、不快な音を遮断するなどの必要性が高いと思うので
ひと目につくか、見た目がよくないと気にすることも
あまりないかもしれませんが・・・どうでしょうか。

■いずれにせよ、実際に、外側から見るとどのように見えるか
知っているとよいかもしれません。

私は、以前補聴器メーカーにいましたが
補聴器の場合は、人と話をする時に特に必要な物なので
装用している方が、「目立たない」ことを
望んでいることが多い印象があります。

■それでは、耳栓の装用時の見た目です。
まず、スポンジ耳栓ですが・・このような感じです。

耳栓ブログ|スポンジ耳栓の見た目

■見た目で言うと、耳栓が突き出たようになりますが

実際には、このように突き出ていないと
耳栓の取り外しの際に、つかむところがなく
取り外しができないこととなります。
なので、スポンジ耳栓のほとんどは
このような見た目になるのではないでしょうか。

■それでは、シリコン耳栓の場合です。

このようになります。
ちなみに、こちらの耳栓は
耳栓ブログ|ae The Blog」で取り扱っているMusicSafe Proです。

耳栓ブログ|シリコン耳栓の見た目

■シリコン耳栓も、

スポンジ耳栓よりは目立たないとはいえ
やはり、外から見るとこのように
耳から突き出たような見た目になります。

■本日は、「耳栓装用時の見た目」についてお話しました。

耳栓の見た目は、どのようなタイプの耳栓でも
耳から若干突き出たような形になってしまう事がわかりました。
しかし、同時に耳栓の取り出し上、仕方がない事もわかりました。

今後、なにか良いアイデアで、見た目も悪くない耳栓は可能なのかもしれません。
色々と考えてみるのも面白いかもしれません。

■上記でお話したシリコン耳栓MusicSafe Proについて
詳細を知りたい方は、こちらへどうぞ

MusicSafe Proは音楽プロ用のライブ耳栓。
ライブ時に大きな音から耳を守り、
プラグを付け替えで、必要な音を通す度合いを調整できます。

■それでは、また次回よろしくお願いします。

私は、多少は夜更かしをして
オリンピック観戦を楽しむつもりですが
みなさんもお体には気をつけて!


シリコン耳栓のお手入れ方法 (第21号)

■「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。こんにちは!

いやー「夏」になりましたね!

とりあえず、暑い!ですね。
部屋の中で、本当にちょっと動いただけで
あせがジワリ・・・

冷房のきいている部屋から
きいてない部屋に移ると
私の住んでいる家ではサウナのようです。

■みなさんの地方の「夏」は

どのような感じですか?
かなり温度が上がっている地域もあるみたいなので
くれぐれもお体には気をつけて行きましょう!

■さて、ここのところ

学術論文などの話が多かったので
今日は、ちょっと趣向を変えていきますね。

今日の本題は・・
「シリコン耳栓」のお手入れ方法
です。

■みなさんもご存知のように

耳穴は、耳垢などで結構汚れてきてしまいます。
特に、耳栓を使っている人にとって
今の暑くなってきたシーズンは、汗を結構かいてしまいますので
気になってしまいますよね。

■もちろん、アメ耳の方(耳穴の中が湿っているような状態で、
茶色の軟らかい耳垢が多い人)、
耳の穴の中に吹き出物がある人、
何かの都合で、耳穴を手術したりして、垢がたまりやすくなっている人
など、様々ですから、耳栓への汚れのつき方も人それぞれです。

■いずれにせよ、清潔にしているほうが

より気持よく耳栓を使用できますし、
耳穴のかぶれなど防止できるので
ご参考にしていただけると幸いです。

吹き出物などができてから
更に耳栓を使い続けていたりすると
悪化するおそれがあるので
気をつけましょう。

問題があれば、耳鼻科の先生に相談されると
安心ですね。

■それでは、耳栓のお掃除の手順です。

こちらの手順は、「シリコン耳栓」を
前提としていますので、
くれぐれもお気をつけ下さい。
特に、ポリウレタンの耳栓(スポンジ耳栓)には
使えませんので・・・

■①まず、使用するものですが
(私が行うやり方ですので、他にも方法はあると思います)

「無水エタノール」と「綿棒」です。
どちらも、薬局とかに行くと置いてあります。
「無水エタノール」は、商品の棚のところには
置いていない場合が多いようなので
カウンターで聞いてみると出してきてくれます。

耳栓ブログ|耳栓 掃除 クリーニング 1

■②綿棒の先をエタノールに浸します。

わたしは、面倒くさがりなので
直接、ボトルの中に、
綿棒の先を浸しますが、
本当は、小さな容器にエタノールをいれ
そちらを使って、綿棒を浸したほうがよいです。

特に、一度使用した綿棒を
もう一度浸したりする場合、
ボトルに汚れが溜まってくる可能性がありますので・・

耳栓ブログ|耳栓 掃除 クリーニング 2

■③エタノールに浸した綿棒の先を
耳栓に沿わせながら、掃除をしていきます。

耳栓ブログ|耳栓 掃除 クリーニング 3

■④耳栓の裏側にも、

耳垢などが付着している場合がありますので
耳栓を、写真のように裏返し、綿棒で掃除していくとよいと思います。

耳栓ブログ|耳栓 掃除 クリーニング 4

■⑤こちらの耳栓(MusicSafe Pro)の場合、

真ん中に穴が開いていますので、
どうしても、耳垢がこの箇所にたまったりします。
こちらも、忘れずに掃除しましょう。

耳栓ブログ|耳栓 掃除 クリーニング 5

以上で、耳栓の掃除完了です。

■掃除の頻度としては、

できるだけ、こまめな方がよいかと思います。
長時間にわたって使用する方の場合は、
特に心がけて、こまめに掃除をすると良いかと思います。
肌につけるものですので、衣類とかと同じようなものだと思いますので・・

■本日は、

「シリコン耳栓」のお手入れ方法について
お話をしました。
特に、夏の時期は、汗をたくさんかくと思いますので、
耳栓は清潔に使って行きましょう。

■ちなみに、今回お手入れ方法の説明に使用した耳栓は

MusicSafe Proという、ライブの時に使える耳栓です。
プラグ交換により、楽器演奏で必要な音の聞こえ方を
3段階に調整できます。

このライブ用耳栓について、詳しく知りたい方はこちらへどうぞ

■それでは、次回まで!

お体にはくれぐれもお気をつけください!
なんとこ夏を乗り切りましょう!