■こんにちは!「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。
ae The Blogでは、身近な話題から、
防音、騒音の対策を考えるというコンセプトにそって
提供させていただいています。
■2日前に(第9号)・・・・
「5つの騒音から守るべきもの」ということで
WHOが取り上げている「守るべきもの」を取り上げました。
つまり
1, イライラ感
2, 言葉の明瞭度とコミュニケーションに対する妨害
3, 情報抽出に対する邪魔
4, 睡眠妨害
5, 聴覚に対する問題
でしたね。
(もし、ご覧になられていない方がいればこちらへどうぞ)
■本日は、WHOが言うところの
「聴覚に対する問題」から耳を守るという視点から、
ライブ、コンサートなどでどれくらいの大きさの音が
どれくらいの時間、皆さんの耳に、さらされていて大丈夫か
をお話をしていこうと思います。
■みなさんは、OSHAという機関をご存知ですか?
OSHAはOccupational Safety anf Health Administrationの略で、
米国労働省(US Department of Labor: DOL)の連邦機関のうちのひとつになります。
アメリカの職場の安全と健康をつかさどるため、
1970年に当時リチャード・ニクソン大統領の署名によって
法制化された労働安全衛生法(Occupational Safety and Health act)
に基づき設立されました。
■なぜ、アメリカの機関を取り上げるの?
と疑問に思われる方も多いかと思いますので
少し説明させていただくと・・・
やはり、世界的な職業安全対策や
健康プログラムの多くが
米国で存続しているプログラムや
政府基盤に続いてモデル化されるということが
あげられます。
■そのOSHAでは、
次のような表を作っています。
表のタイトル「PERMISSIBLE NOISE EXPOSURES」は
翻訳すると「許容出来る騒音曝露」
表の左側には、1日のうち、騒音に曝露されても大丈夫な時間
表の右側には、騒音の大きさが示されています。
■ちなみに、dBAとは、
dB(デシベル)のうち、A特性で重み付け
されているということです。
???ですよね。
簡単にいうと、
騒音を計測した時の値を
人間の耳の感度に合わせて補正した値ということです。
■slow responseは、
測定するときの騒音計の設定で
比較的、定常な音(ずっと鳴っているような、例えばエアコンの音のような音)を
計測するときのモードのことです。
■内容的な話しをすると・・
8時間 90dBA (騒々しい工場の中)
1/2時間 110dBA (ロック・コンサート)
となっています。
■つまり、OSHAによると
騒々しい工場でも、90dBA以内であれば
「聴覚に対する問題」からは守られるということで
ロック・コンサート、ライブ等の場合
30分以内であれば、大丈夫ということになります。
■ロック・コンサート、ライブの場合
もちろん、それぞれ長さは違いますが
その多くは、2時間程度だと思います。
ですので、OSHAの基準でいくと
「聴覚に対する問題」から守れていないということになります。
深刻ですね。
■以前お話した通り、
どのような音楽なのか?にもよりますし、
ロック・コンサート、ライブでのスピーカーからあなたの距離
などにもよってしまいますので
一概には言えませんが、ロック・コンサート、ライブでは
何らかの対策をしたほうが良いかもしれません。
■これから、夏に向け
ロック・フェスティバル、野外フェスなど目白押しになっていきます。
もうすでに、予定に入っている方も多いのでは・・・?
もし、このような音楽イベントに参加される方がいるのであれば
少なくとも、何らかの対策をうったほうが良いということを
頭の隅に置いておいたほうがよいかもしれません。
2時間もはるかに超えて
行われるものが多いと思うので・・・
■本日は、OSHAが公表している
「許容出来る騒音曝露」について
お話しました。
その中で、特にロック・コンサート、ライブでの
騒音状況、許容出来る曝露時間を
考えました。
■みなさんの夏のイベントは
何を予定されていますか?
私は・・・・
法事と・・・娘のお守りと・・・娘のお守りと・・
ということで、娘の奇声から
耳を守る対策を打たなければいけません!
■ところで、いつもの宣伝ですみませんが・・・
ちょっと、させてください!
ご存知の方も多いかと思いますが・・
「ae The Blog」では、
ライブの時に、ピッタリの耳栓 MusicSafe Proを取り扱っています。
少し紹介させていただくと・・・
MusicSafe Proは・・・
聞こえてほしい音が聞こえるところが普通の耳栓と違います!
つけ心地の柔らかさも長時間のライブ向け
だから、ライブ用耳栓としてピッタリです。
ヨーロッパ、アメリカで人気の耳栓です!
日本初上陸の製品です。
それでは、次回も「防音」、「騒音対策」と
考えて私の気になる話題をお届けします。
それでは、本日はありがとうございました。
■「耳栓ブログ|ae The Blog」では
こちらから情報を発信していくだけでなく、
みなさんの周りでの「防音」、「騒音対策」
などについて情報も取り上げて、みんなでいろいろと考えていき
共有させていただきたいと考えています。
特に、お気に入りの耳栓情報などあれば
ぜひよろしくお願いいたします!
何かコメントなどあれば、お気軽に
info@sounds-lab.comまでお問い合わせください。
それでは、次回まで!