■「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。こんばんは!
先日から、実際に生活に影響が出ると
考えている騒音とはどのようなものか考えて、
WHO(世界保健機関)での騒音のガイドライン値
について、お話を始めました。
前回は、特に、ベットルームでの安眠に関して
お話をし、具体的な対策として
ベットルームの配置などについて考えました。
■本日は
WHOでの騒音のガイドライン値のうち
「病室」での状況について
お話をしていこうと思います。
■まず、WHOでの騒音のガイドライン値の表を
繰り返しにはなりますが
載せておきます。
きょうは、この表のうち、
赤い印のところについて
お話していきます。
赤い印の箇所抜粋の
日本語訳の表はこちら
■英語の表に「Hospitals, Ward rooms, Indoors」とありますが
その中でも「Ward rooms」はYahoo Japan辞書によると
「[名] 1 (軍艦で)士官室;士官用食堂兼談話室. 2 ((集合的))士官室士官」
とあります。
???ですよね。
なので、もうちょっと調べてみると
The Free Dictionary by Farlexという英語の辞書サイトに
納得がいく説明がいく説明がありました。
■それにによると
「hospital ward – block forming a division of a hospital (or a suite of rooms) shared by patients who need a similar kind of care・・・」
・・・同じようなケアが必要な複数人の患者によってシェアされている病院の1区画・・
つまり、「hospital ward」は「病棟」のようです。
ですので、「Ward room」となると、「病室」になりそうです。
■したがって、日本語の表には
「Hospitals, Ward rooms, Indoors」を
「病院、病室、屋内」として載せています。
■その「病院、病室、屋内」では
「昼間と夕方」、「夜間」で別に2つのガイドラインの値が設定されていて
昼間と夕方の16時間は、
平均として30デシベル以内
夜では就寝時間の8時間は、平均値30デシベル以内に加えて
突発的な音 LAmax,fast 40デシベル以内ということになっています。
■ここでも、「安眠」を取るときは、
ただ単に周りの騒音の大きさが小さいだけでなく、
突発的に起きる音の大きさのピークの大きさも
それなりに小さくなければいけないことが分かります。
■次に、「Hospitals, Treatment rooms, Indoors」
とありますが、こちらのうち「Treatment rooms」は
「治療室」と訳せます。
したがって、日本語の表には
「Hospitals, Treatment rooms, Indoors」のことを
「病院、治療室、屋内」として載せています。
■それでは、「病院、治療室、屋内」
でのガイドライン値の話になりますが・・・
こちらでは、注釈がうたれており
「As low as possible」
「できるだけ低く」と書かれています。
■「できるだけ低く」と言われても・・・
とお思いの方も多いかと思いますが
私もそう思います。
なんらかのガイドラインとなる数値など
示してもらえると
環境改善につながりやすくなると思いますので
何かはやく公表できるデータを示して欲しいところです。
■ただ、この件に関しての調査は
最近しきりに行われているようです。
私も最近まであまり知らなかったのですが・・・
その多くの調査は、Intensive Care Unit(ICU;集中治療室)での
患者の睡眠の質、患者の症状回復などが
看護師の往来などによる音、医療用装置の騒音、アラーム音などによる
音の問題によって
あまり良い状態でないと問題を投げかけるものです。
■もちろん、ICUで「できるだけ静か」であれば
患者は、しっかりと眠れ、回復も早くなるかもしれません。
ただ、看護師の往来、医療用装置、アラーム音の利用もなければ
患者の安全を確保することも難しくなります。
■ですので、今後も音の問題の詳細について
調査を進めていくことと、
それに対してできる対策を慎重に考えていかないといけません。
上記のICUでの音の問題については
おいおいお話していきます。
■本日は
WHOでの騒音のガイドライン値のうち
「病院」での状況について
お話をしてきました。
■先程申し上げた
ICUでの「音の問題」については
私も最近になるまで、
気が付きもしませんでした。
以前、私自身も入院していたことがありますが(20年まえくらいかな・・・)
手術後は、ずっと眠っている状態(麻酔?疲れ?)
だったので、あまり記憶もないくらいです。
■しかし実際に、「命の危険」を伴って、
ICUにはいらっしゃる患者も多くいると思いますし、
その音問題、解決していかなければならない問題
と言えると思います。
私も、なにか貢献できることがあれば
行なっていくつもりです。
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■それでは、次回もまたよろしくお願いいたします!
本日はありがとうございました。
「耳栓ブログ|ae The Blog」では
こちらから情報を発信していくだけでなく、
みなさんの周りでの「防音」、「騒音対策」
などについて情報も取り上げて、みんなでいろいろと考えていき
共有させていただきたいと考えています。
何かコメントなどあれば、お気軽に
info@sounds-lab.comまでお問い合わせください。
それでは、次回まで!