■「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。おはようございます!
先日から、実際に生活に影響が出ると
考えている騒音とはどのようなものか考えて、
WHO(世界保健機関)での騒音のガイドライン値
について、お話を始めました。
前回は、特に、ベットルームでの安眠に関して
お話をし、具体的な対策として
ベットルームの配置などについて考えました。
■本日は
WHOでの騒音のガイドライン値のうち
「ショッピング・モール」での騒音について
考えていきたいと思います。
なぜ、この話題?と思われる方も
いらっしゃると思いますので
理由を言いますと・・・
最近、ショッピング・モールに行ったからです・・・
すみません。あたりまえのような理由で・・・
■私は、実はあまりショッピング・モールは好きではありません。
買い物自体は、よいのですが、
あのザワザワ感でくたびれてしまいます。
アウトレット・モールなどで
屋外になっているところは大丈夫なのですが・・
ですので、いなか(農園、牧場など)にめがけて出かけようとする傾向がります。
単に、いなか者なだけかもしれませんが・・
■私のことは良いとして・・・
それでは、まず、WHOでの騒音のガイドライン値の表を
繰り返しにはなりますが
載せておきます。
この表のうち、
赤い印のところについて
お話していきます。
■日本語翻訳をした表は
以下になります。
■内容的には、
次のようにガイドラインの値を設定しているようです。
「産業、商業、ショッピング、交通のエリア(屋内、屋外)」で
「24時間計測して70デシベルの定常的な騒音」
「110デシベルの突発的な音」
があれば「聴覚障害」が起きる可能性がある。
■「24時間計測して70デシベルの定常的な騒音」
を以前お話した岡山市環境白書での騒音の数値と比較すると
「地下鉄の車内、交通量の多い道路
電話がきこえない」が80デシベル
「電話のベル、騒々しい事務所の中
騒々しい街頭」が70デシベルとあります。
体感的には、この70~80デシベルあたりに結構近い感じがします。
■ですので、多くのショッピング・モールで
おそらく、WHOのガイドライン値のギリギリの状態ではないかと思います。
(計測値ではなく、印象で言っておりますので
正しくないかもしれませんが・・・)
機会があれば、計測してみたいところです。
■ショッピング・モールの場合
一つ一つのお店の空間が
お客さんが入りやすいように扉などがなく
大きな通路とつながっていることが多いため
お店と通路を大きな一つの空間になっている事が多いと思います。
■また、それぞれのお店が、お店のイメージにあった音楽を
それなりに大きな音でながしているので
それらすべてがまじりあい、
さらには、音が壁で反射し、お客さんの声もまじり合って
かなりの騒音となってしまっている印象があります。
■ショッピング・モールの例はこちら・・・
近所にあるショッピング・モールにこの間の
日曜日にいったときに取りました。
関係無いですけど、アルピニストの野口建さん
がトークイベントに来てました。
■この写真を見てもお分かりの通り
それぞれの店舗が通路につながっているだけでなく
天井が突き抜けになっています。
ですので、1階、2階の空間もつながっていることとなり
さらに、音がまじりあいやすくなってしまってます。
■このような状況での問題対策は
結構複雑かもしれません。
さすがに、お店に扉をつけるわけにも
音楽を鳴らさないわけにも行かないと思いますので
音の反射を抑えるようにするといいのかもしれません。
■私も、このあたりの事については不勉強なので、
もっとよい対策はあるかもしれません。
しかし、確実に一つ言えることは
方法は、いろいろと考えるとして
まずは「耳を守る」ことに意識を向けないと
状況によっては、無意識なうちのなかで
耳を酷使していることがあるかもしれないということです。
気がついたら、耳が聞こえなくなっていた・・
では、残念でしょうがないです。
■本日は、
ショッピング・モールでの騒音について
考えてみました。
また、ショッピング・モールでの騒音が
どのように起きているか考えてみました。
みなさんも日常の生活の中で
なにか「耳に良くない環境」がないか
意識的に見てみるのも良かもしれません。
■「耳栓ブログ|ae The Blog」では、
ライブ用耳栓としてMusicSafe Proを
取り扱っています。
こちらの耳栓の特徴は、完全に遮音をしてしまわないこと・・
特に、ショッピング・モールなどでのザワザワする音などは
うまく抑えつつ、聞き取りたい音(音楽など)は、
自然な感じで聞こえるようになってます。
興味のある方はこちらへどうぞ。
ちなみに、ヨーロッパ、アメリカで人気の耳栓で
日本初上陸の製品です。
■「耳栓ブログ|ae The Blog」では
こちらから情報を発信していくだけでなく、
みなさんの周りでの「防音」、「騒音対策」
などについて情報も取り上げて、みんなでいろいろと考えていき
共有させていただきたいと考えています。
何かコメントなどあれば、お気軽に
info@sounds-lab.comまでお問い合わせください。
それでは、次回まで!