ライブ前に「聞こえ」をチェック (第7号)

■こんにちは!「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。

「耳栓ブログ|ae The Blog」では、身近な話題から、
防音、騒音の対策を考えるというコンセプトにそって
提供させていただいています。

ここのところ、ミュージシャンに関する耳の問題について
取り上げてきています。また、「音響外傷」、「騒音性難聴」
等についても知りました。

■本日は、「耳をライブでの大きな音から守る」という視点から、

耳の調子が悪くなっていないか
確認する方法について
お話をすすめていこうと思います。

■Yahooの知恵袋(Q&Aサイト)で、いろいろと調べていると

ライブ後とかに、耳の調子が・・・・どうしたら良いでしょうか?
という質問が多く投稿されているようです。

何度か、お話ししているように
私も、特に若いころに(20年近く前かな・・・?)
ライブの最前列で盛り上がってた頃
家に帰る時に、友人と話をするのが大変だった記憶があります。

■皆さんの投稿を見ていると・・

経験されている耳の状態は、以下のような場合が多いようです。

  • 音がこもった感じ(ぽわーんとした感じ)に聞こえる
  • 大きな音に対して、いままでより過敏に聞こえる感じがする
  • 日常的な音に対しても過敏になっている
  • 音は聞こえるが、音が鮮明でなくなった感じがする
  • 実際の音の高さが違って聞こえるようになった気がする
  • 音が聞こえづらく、他の人と話をしたりすること自体が難しくなってきた
  • 音が聞こえづらく、音楽、映画が楽しめなくなってきた

■何度かお話ししているように

私は、補聴器メーカーに勤めていました。

その経験から言うと、
「耳の聞こえが悪くなってきた」と気づいても、
なかなか、その事実を受け止める事ができない
という方が多い印象があります。

■私自身も・・・・

耳の調子ではありませんが、
最近、歯の調子がよくありません。
夏になってきたので、大好きなアイスクリームを
毎日のように食べるのですが
結構しみてきます。

虫歯かな?とは思いつつも
あの歯科のドリルの音とか考えてしまうと
なかなか歯科への道のりは・・・・

こんなことでは、いけませんが・・・

■・・・と言うことで

なかなか耳の調子が悪くても
なかなか向き合うことは、難しいかもしれません。

でも、もし大好きなライブ、コンサート、音楽・・・・それだけでなく日常生活でも
音が聞こえなくなったら・・と考えたほうが良いかもしれません。

■以前、お話ししたように

エリック・クラプトン、ロジャー・ダルトリー、スティング、フィル・コリンズ・・・
音楽が大好きで、ここまでやってきたんだと思いますが

彼らにとって、耳が遠くなってしまったということは
本当に残念でしょうがなかったんじゃないでしょうか?

以前の記事をご覧になられたい方は下記。
エリック・クラプトン
ロジャー・ダルトリー
スティング
フィル・コリンズ

■もし、この記事を読んでくれている方で

すでに上記で紹介したような症状が出ている場合は、
騒音性難聴のおそれがあります。

耳鼻科の医師にご相談されることをおすすめします。

■インターネットで検索していると

耳鼻科の先生で、「聞こえの状態をチェックする方法」を
紹介している方がいらっしゃいましたので
こちらも、あわせて紹介させて頂きます。
http://allabout.co.jp/gm/gc/391116/

■今回は、

「耳をライブでの大きなの音から守る」という視点から、
「聞こえ」をチェックする方法について紹介させて頂きました。

私も、早く虫歯を認めて、歯科に行かないといけません!

■それでは、次回も「防音」、「騒音対策」と
考えて私の気になる話題をお届けします。

それでは、本日はありがとうございました。

■「耳栓ブログ|ae The Blog」では

こちらから情報を発信していくだけでなく、
みなさんの周りでの「防音」、「騒音対策」
などについて情報も取り上げて、みんなでいろいろと考えていき
共有させていただきたいと考えています。

何かコメントなどあれば、お気軽に
info@sounds-lab.comまでお問い合わせください。
それでは、次回まで!


ライブ時の音環境 (第6号)

■こんにちは!「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。

「耳栓ブログ|ae The Blog」では、身近な話題から、
防音、騒音の対策を考えるというコンセプトにそって
提供させていただいています。

ここのところ、ミュージシャンに関する耳の問題について
取り上げてきました。また、「音響外傷」、「騒音性難聴」
等についても知りました。

音響外傷、騒音性難聴について、おさらいした方は
こちらへどうぞ!

■本日は、「耳をライブでの大きな音から守る」という視点から、

日常的に耳にする音が、どれくらいの大きさで
皆さんの耳に、さらされているかについて
お話をしていこうと思います。

■実際、大きな音は、耳に良くないということは

頭では、わかるとはいえ、どのような音が
どれくらい大きいかということになると
わかりにくいものです。

特に、日常的に耳にしているものについては
大きな音に実際はさらされていても
意識には上がってこないものです。

■しかし、意識に上がってこないからといって

耳への負担が低くなっているかと言えば
そうではなく、やはり負担は続いている形となります。
ですので、一度、客観的な視点から
あなたの耳にさらされている音の環境を考えなおして見ることも
良いかと思います。

■先日、日常的に耳にしている音の大きさを

簡単に示している表などないか
いろいろ探してみました。

中でも、わかり易かったのが

岡山市環境白書(平成23年度版)
で紹介されている「騒音の大きさの例」です。

表を抜粋してみました。

耳栓ブログ|ライブの騒音大きさ
岡山市環境白書(平成23年度)からの抜粋です

こちらには、かなり噛み砕いたかたちで
日常的に耳にする音の大きさを
説明しています。

■音の大きさは、ご存じの方も多いかもしれませんが

dB(デシベル)で表します。
表に示してある音を幾つか取り上げてみると

普通の会話で・・・60デシベル
図書館で  ・・・40デシベル
置き時計の秒針・・20デシベル

それに対して、

ロックコンサート・・110デシベル
です。

■いままでに、エリック・クラプトンが・・・スティングが・・・、
フィル・コリンズが・・・と

多くのミュージシャンが耳の問題を抱えているという記事を
書いてきましたが(興味がある方は・・・こちら)

エリック・クラプトン
ロジャー・ダルトリー
スティング
フィル・コリンズ

確かに、こうやって比較してみると
110デシベルの音に、常にさらされている状況では
無防備であれば、耳の調子も悪くなってしまうことも
わかるような気がします。

■実際には、例に上げてある音の大きさは参考値で、
実際には、その場合、場合によって
大きさが違ってきます。

例えば、ロックコンサートで・・・110デシベル
ということですが、

パンクやメタルでは、もっと数値が高いでしょう(?)。
これも、それぞれのバンドによりますが・・・

私の好きな The Muffs というパンク(?)バンドでは
かなり大きいはずです!

■それから、何よりも・・・

スピーカーからあなたまでの距離
これによるものが大きいかと思います。

私も、若いころは、喜び勇んで
最前列に陣取って、ライブを満喫してものでしたが
スピーカーは、ほんとに耳の真横

ライブ後に、耳があまり聞こえず
友人と話するのが大変だった覚えがあります。

■これから、夏にかけ、

ロックフェス、野外フェスがたくさん開催されていきます。
みなさんの中でも、すでに予定に入れている方も多いのでないでしょうか?

バンドのライブ、コンサート、ロックフェスに行かれるときは
今回ご紹介した日常的によく耳にする音の大きさの参考値を
頭の隅においていたほうが良かもしれません。

■大好きな音楽・・末永く楽しみたいですもんね!

私は、若い時の過ち(?)はあったとはいえ、
今は、自分の耳を、音に関する研究開発者として
自分の大切な「商売道具」として大事にしているつもりです。

聞こえていた音が、聞こえなくなるって結構寂しいことだと思うので・・・

■ご存じの方もいるかもしれませんが・・

「ae The Blog」では、
ライブの時に、ピッタリの耳栓 MusicSafe Proを取り扱っていますので
ご興味がある方は、ぜひ、こちらのライブ用耳栓の詳細をご覧になって下さい。

少し紹介させていただくと・・・

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■それでは、次回も「防音」、「騒音対策」と
考えて私の気になる話題をお届けします。

それでは、本日はありがとうございました。

■「ae The Blog」では

こちらから情報を発信していくだけでなく、
みなさんの周りでの「防音」、「騒音対策」
などについて情報も取り上げて、みんなでいろいろと考えていき
共有させていただきたいと考えています。

何かコメントなどあれば、お気軽に
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それでは、次回まで!


音響外傷と騒音性難聴(第5号)

■こんにちは!「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。

岡山は、だんだんと温かくなってきて
白桃の時期も近づいてきてます!

通勤途中に、のどかな野山を車で走って、
いくつもの桃、ブドウ農園の横を走り抜けていきます。

千葉に暮らしていたときは、こんなことなかったので
なかなか気に入ってますこのルート!

みなさんは、どうお過ごしでしょうか?

■・・・ということで、「耳栓ブログ|ae The Blog」では、

いつもながら身近な話題から、防音騒音の対策を
考えるというコンセプトにそって情報提供
させていただいていますが・・・

ここのところ、ミュージシャン、聴覚障害、耳の問題と
音楽と聴覚障害についてついて取り上げてきました。

■ご記憶にあるかどうか分かりませんが・・

取り上げた耳鼻科の先生方のホームページの中で、
音響外傷」と「騒音性難聴」という言葉が出てきました。

■この2つの言葉について、「何がどう違うんだろう?」

と悩んでしまう人が、少なからずいらっしゃると思いますので
(私も以前はよくわかりませんでした・・・・今でもかもしれません・・・)。
本日は、この2つの言葉の定義について説明させていただきます。

■以前の投稿で、アメリカの国立衛生研究所では

音響外傷のことをAcoustic Traumaと呼び、
「非常に大きな騒音による、内耳の聴覚メカニズムに対しての外傷」
と定義しているとお話をしました。

■それでは、2つの言葉両方ともが、

同じ本の中で定義づけされている音響用語辞典
(初版3刷 1994;すみません最新版を持ってなくて・・)
の定義を確認していくことで、
この2つの言葉の定義の違いを明らかにしてみます。

耳栓ブログ|音響用語辞典
今までも本当に重宝してきた音響用語辞典! いつも勉強になっています。

■音響用語辞典では

音響外傷性難聴のことを次のように定義しています。
「・・・強大な音響の短時間暴露で急激に発生する難聴と
比較的強大な音響に長い間さらされているうちに発生し進行する難聴とが含まれる。
しかし、後者を慢性騒音難聴または騒音難聴と呼び、
音響外傷は、前者に限るとする見解が一般的になっている・・・。」

■それでは、騒音(性)難聴の日本音響学会での定義はどうでしょうか?

「音響刺激によって起こる難聴の総称で、
強大音の短時間暴露によって突発的に発生するもの[音響(性)外傷]、
長時間の騒音暴露中突然発生するもの[騒音性突発難聴]、
長時間騒音暴露中にいつとはなしに発生し徐々に進行する難聴[慢性騒音(性)難聴]
騒音暴露後発生し、音響刺激がなくても徐々に進行するもの [騒音性進行性難聴]・・・」
とあります。

■まとめてみると、

騒音性難聴は、どちらかというと包括的な総称として使われており、
音響外傷は、どちらかというと強大な音に短時間暴露され起きるということで
認識されているということのようです。

実際、この2つの言葉を切り分けるのは、症状から判断しても難しく、
また、強大音の暴露時間の長さから、定義しようとしても
音の強大さ、音の高さ、それぞれの人の耳の状態などにも
よりますので、明確には区分けできないのかもしれません。

しかし、実際、いろいろな文献を読んだりしていると
の2つの言葉に遭遇することも多いかと思いますので
すごくゆるい定義で申し訳ないのですが、
音響用語辞典に従って、上記のように区分けしてみました。

■本日は、

音響外傷」と「騒音性難聴」の定義の違いを
中心にお話ししてきました。

いずれにしろ、耳の調子が気になったり、不安である場合は
詳しい人(耳鼻科の先生など)に相談するのがよいかもしれません。

悩みすぎているだけで、
実は、問題ではなかったという場合もあり
心配しているだけそんな場合ということもあり得ますので・・

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それでは、次回も「防音」、「騒音対策」と
考えて私の気になる話題をお届けします。

それでは、本日はありがとうございました。

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こちらから情報を発信していくだけでなく、
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それでは、次回まで!


ミュージシャンと聴覚障害 2   (第4号)

■こんにちは!「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。

「耳栓ブログ|ae The Blog」では、身近な話題から、
防音、騒音の対策を考えるというコンセプトにそって
提供させていただいています。

ここのところ、ミュージシャンに関する耳の問題について
取り上げてきました。また、「急性音響性難聴」、「音響外傷」
等についても知りました。

■本日は、さらに他にミュージシャンで

耳に問題がある人がいないか調べてみたところ、
衝撃的な情報(少なくとも私にとって・・・)
を見つけたので、そのお話をさせていただきます。

そのタイトルは
「フィル・コリンズが聴覚障害と他の健康の問題でキャリアを終える・・・」
英語タイトルでは
“Phil Collins Ends Career Due to Hearing Loss and Other Health Issues”
というものです。ご興味があれば、こちらです。

■いままで、このブログで取り上げたミュージシャンは

耳の調子が悪くなっているものの、
それによりキャリアを終えてしまうということではないようでした。

今回取り上げるフィル・コリンズの場合、
キャリアを終えてしまうということなのでかなり深刻です。

■私も、フィル・コリンズの音楽は

中学校に通っているころを中心に

“Easy Lover”
“Against All Odds(Take A Look At Me Now),”
“Groovy Kind Of Love”等をよく聞きました。

元ジェネシスというバンドで、またソロとして
ドラムも叩くし、歌も歌うというなかなかユニークな存在でしたよね。

そのフィル・コリンズがキャリアを終えるにいたった
いきさつは何だったのでしょうか?

■記事の中での説明では、なぜフィル・コリンズが

キャリアを終えるに至ったかをかを次のように説明しています。
「・・・最も一般的な年齢とともに起きる聴覚障害の理由は、
騒音に長時間さらされるということ。

音楽業界にいて、何千ものライブ、コンサートを
こなしてきたフィル・コリンズについては、
彼の耳が年を経て、どれだけ多くのドラムを打ちならした音を
聞いてきたかを簡単にに想像できる・・・

■・・・音の大きさにより、ライブ、コンサートの後に、
聴衆やパフォーマーの耳を一時的に難聴に陥らせることがある。

そのレベルでの音に何年もの間さらされていると、
内耳のダメージは永久的なものとなりえる。

フィル・コリンズの場合、40年もの間、音楽業界で活躍してきた。
なので、彼の聴力が、悲劇的な形で影響を受けていることは、容易に理解できる。」

■さらに、その記事では

フィル・コリンズのキャリアの将来について語っている。
「・・・フィル・コリンズの将来は、はっきりと分からない。
彼の耳が持っているダメージを考えると、失った聴力を取り返すとは考えにくい。
現在、彼は、補聴器を頼りに生活している・・・」

■この記事では、耳を守るための方法についても触れている。

「最も簡単な耳を守り、耳に対する永久的なダメージを与えない方法は、
大きな音を聞かないことである・・・・」と書いてある。
確かにそうだ。大きな音がなければ、問題ない。

■その記事は続ける・・

「・・・もしそれ(=大きな音を聞かないこと)が難しければ、
特にノイズでいっぱいの環境で仕事をしなければいけない場合、
ノイズにさらされることを少なくする方法を考える必要がある。

耳栓か、イヤマフをつけることで、
耳にダメージを与える可能性のある音の大きさを
止めたり、低減することができる・・・」。

確かに、そうかもしれません。

一時的に、耳の聞こえが悪くなっても
それがどれくらい回復するかなどは、はっきりとわかるものではありません。

やはり、まえもって対策を打つことがよいかもしれません。

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■本日は、

難聴になり、それが引き金でプロのミュージシャンを引退せざる終えなくなった
フィル・コリンズの話をしました。

すでに、バンドをやっていて耳の調子が気になるという方は
一度、耳鼻科の先生に見ていただいたほうがよいかもしれません。

できるだけ、はやめの対処をしたほうが、
大好きな音楽を、将来的な不安なく楽しめるかもしれません。

それでは、次回も「防音」、「騒音対策」と
考えて私の気になる話題をお届けします。

それでは、本日はありがとうございました。

■「ae The Blog」では

こちらから情報を発信していくだけでなく、
みなさんの周りでの「防音」、「騒音対策」
などについて情報も取り上げて、みんなでいろいろと考えていき
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ミュージシャンと耳の問題   (第3号)

■こんにちは!「耳栓ブログ|ae The Blog」の高祖です。

ae The Blogでは、身近な話題から、
防音、騒音の対策を考えるというコンセプトにそって
提供させていただいています。

昨日、一昨日と続けて、
ミュージシャンと聴覚障害」、
ミュージシャンと耳鳴り」と
ミュージシャンに関する耳の問題について
取り上げてきました。

また、多くのミュージシャンが耳の不調を訴えているという事実
を知りました。

■そこで、耳鼻科の先生方で、

ミュージシャンと聴覚障害、耳鳴り、難聴といったトピックで
取り上げている人がいらっしゃらないか調べてみました。
すると、何人か耳鼻科の先生がご自身のホームページで
そのようなトピックを紹介していることが分かりました。

■いくつか「ミュージシャンと聴覚障害、耳鳴り、難聴」などを取り上げているサイトを紹介すると

みやはら耳鼻咽喉科
笠井耳鼻咽喉科クリニック自由が丘診療室

こちらのサイトでも紹介されています。

■上記のサイトでの書き込みを読んでみると

どれも深刻なことが書いているようです。
特に目につくキーワードとしては、以下のようなものがあります。

急性音響性難聴
音響外傷

■「急性音響性難聴」と「音響外傷」は

同義として使われているようで、
National Institutes of Health(アメリカの国立衛生研究所)の説明によると
音響外傷のことをAcoustic Traumaと呼んでいます。
英語ですが興味のある方はこちらを・・

その定義としては「非常に大きな騒音による、
内耳の聴覚メカニズムに対しての外傷」
としています。

ちなみに、内耳は、耳のもっとも奥にある構造であり、
その中にある蝸牛で、音の振動を神経(蝸牛神経)に伝えるための仕組みがあります。

耳栓ブログ|ヒトの耳(紫色の部分が内耳)
「wikipedia:ファイル:Ear-anatomy.pngより」

■ひきつづきNational Institutes of Healthによる説明ですが・・

原因としては

  1. 耳の近くでの爆発音(An explosion near the ear)
  2. 銃声(Gunshots)
  3. 大きな音に長時間さらされる(例、音楽、機械装置)(Long-term exposure to loud noises such as loud music or machinery)

をあげています。

■症状としては、

  1. 難聴(多くの場合、部分的に、高い音の音域で;さらに悪化する可能性あり)
  2. 耳鳴り(耳のなかで雑音、音が鳴っているのが聞こえる)

だそうです。

■それでは、大切な対処方法ですが、以下のように書かれています。

  1. 聴覚障害の場合、処置ができない可能性がある。その場合、目指すべき対処は、耳をさらなるダメージから守ることである。鼓膜の治療が必要な場合もある。
  2. 補聴器を使用することで、コミュニケーションの助けにはなる。
  3. 会話の際に、人の口の動きを見て、言っていることを理解できるようになることはできる。

■National Institutes of Healthがおすすめする予防方法ですが、

  1. Wear protective ear plugs or earmuffs to protect against damage from loud equipment.
  2. Be aware of risks connected with activities such as shooting guns, using chain saws, or driving motorcycles or snowmobiles.
  3. Do not listen to loud music for long periods of time.

と書かれています。

翻訳すると・・・

  1. 大きな音の出る装置からの耳のダメージを守るため、耳栓、イヤマフをつける
  2. 銃声、チェイン・ソー(電動ノコ)、バイクやスノー・モービルなど耳にリスクがありそうな活動をする際に気をつける
  3. 大きな音を長時間聞かない

とあります。

■先日もお話しましたが、私も若いころは、友人と連れ立って

バンドのライブの最前列で盛り上がってましたが
やっぱり、耳は守らないといけなかったようです。
そのときは、その時なりに
ティッシュとかを耳に詰めたりしてましたが・・・

■これから、夏に向け、ロックフェス、ライブ、コンサートと

楽しいイベントが目白押しとなります。
いろいろと参加されることを考えている方も多いのではないでしょうか。

是非、大切な耳に気をつけて、音楽イベントを満喫しましょう!
私は・・・・・今年は、現在8か月の娘がいるので、無理かも・・・・
別の意味で(耳もとでの奇声、突然のおたけびなど)、
耳に気をつけないといけない感じですが・・

残念。

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■本日は、「急性音響性難聴」と「音響外傷」

ということを中心にお話ししてきました。

このようなトピックに関して、耳鼻科の先生方も、
多く取り上げているというお話もしました。

すでに、耳の調子が気になるという方は
一度、耳鼻科の先生に見ていただくことをおすすめします。
(ちなみに、取り上げた耳鼻科の先生方と、私自身は
特に、なにも関係性もなく、面識もございません・・・
勝手にインターネット検索で見つけたものになりますので
ご了承ください)。

それでは、次回も「防音」、「騒音対策」と
考えて私の気になる話題をお届けします。

それでは、本日はありがとうございました。

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